映画「どろろ」感想
2007年公開 映画「どろろ」
もう11年も前だ。最近、再アニメ化のうわさを聞いてちょっと気になって
いた映画。dtvにて視聴。
公開当時、あまりいい評判を聞かなかった。どろろ役が子供じゃなかったとか。
話が変わりすぎてるとかいろいろ言われていましたが。それでも、一回ぐらいは
見てみたいと思ってたので。
良い所、百鬼丸が自分の体を少しづつ取り戻していくことによって、感情が生まれ
やさしさを覚えていくところ。どろろも女性ではあるが男として生きていたが
百鬼丸と出会うことによって、少しづつ変化していくこと。
心理描写的な所は良かった、と思う。
悪かったところ。アクションやVFXが中途半端でした。特撮ものを見せられているような、ちょっと笑えました。妖怪と戦うシーンのダイジェストが間にあるんだけど
それがヒドイ。仮面ライダーの一場面を見ているよう。昼間から妖怪が草原のようなところに出現して、戦う。ものすごいシュールさだった。もうちょっと、陰鬱とした感じで妖怪が出てきていたら、こんな変な違和感感じずに済んだのにね。
古いアニメの方がよっぽどいいかも。漫画原作は未読なので今度読んでみたいと思う。